JWEF 日本女性技術者フォーラム

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【報告書】2026年度JWEF年次総会・定例会

関東に2つの台風が近づく中、2026年度JWEF年次総会・定例会は当初予定していた現地開催とオンラインのハイブリッド開催から、急遽、オンライン会議に切り替えました。参加頂いた皆様には、円滑な運営にご協力いただき、感謝いたします。

総会

6月27日(土)2026年度 JWEF総会をTeamsオンラインにて開催いたしました。当日の総会の参加者は、個人会員27名、法人会員4社(議決権31票)、委任状提出は個人会員16名、法人会員3社(議決権19票)、欠席かつ議決権行使1票で、出席及び委任議決権数は51票でした。 議決権数が会員数の10分の1を超えているため(定款参照)総会は成立致しました。

司会は運営委員の野村、議長は唐島が務め議事進行を致しました。2026年4月に行われた理事選挙の結果、9名が理事および監事に信任された旨が報告されました。 議題は 議案1:2025年度活動報告、議案2:2025年度会計報告、議案3:2026年度活動計画、議案4:2026年度予算 の以上でした。

初めに理事長の行木より、2025年度活動報告として技術同友会「第11回女性技術者育成功労賞」組織優秀賞の受賞や、NPO化により発生したメリット(合計4,997,078円のご寄付、Teams・Canva for NPOの無償利用等)について報告致しました。会計・会員担当の中林より2025年度会計報告が行われ、監事の原より適正な予算執行が確認された旨、報告がありました。

続いて新理事の出浦より、2026年度活動計画として女性技術者のキャリア支援とSTEM女子学生の育成支援を二本柱に、寄付金募集や事務作業効率化、法人会員会費の見直しを進める方針を報告。新設された「STEM Voices部会」「ウェルビー部会」を含む各部会からも活動計画の説明があり、会計・会員担当の清水より2026年度予算案の説明が行われました。

質疑は寄付金の集まった経緯、予算書の記載方法、国際会議へのJWEF Global Scholarship活用、STEM Voices部会での英語コンテンツ制作、新設部会とメンター部会の役割分担等、計6個の質疑がありました。各々、理事長はじめとする担当理事が質問に回答致しました。応答を経て議案1から議案4まで全てにおいて賛成が過半数を超えたため承認されました。

最後に、2026年6月末をもって退任される理事より、ご挨拶をいただきました。

総会出席者:31票 (個人会員:27票//法人会員:4票)

定例会

本年の定例会では、「変化の中で続いていくキャリア― 揺らぎながら歩んできたそれぞれの選択 ―」と題し、JWEF会員からファシリテーター1名・パネリスト4名の計5名が登壇しました。環境の変化、技術の変化、そして人生の変化の中で何度も経験する“揺らぎ”をテーマに、思い描いていたキャリアとのギャップや、働き方・役割の変化、ライフイベントとの両立、新しい挑戦への迷いなど、それぞれがこれまでどのような選択をし、どのようにキャリアを歩んできたのかを率直に語り合いました。

オンラインで定例会に参加し、JWEF新旧理事の皆様によるキャリアに関するパネルディスカッションを拝聴しました。 

出浦淑枝さんのファシリテーションのもと、小寺孝憲さん、中林太美世さん、大橋洋子さん、野村有加さんが登壇され、自己紹介に続いて、テーマ毎にご自身の経験や考えを語ってくださいました。 

最初の「キャリアの「揺らぎ」と転機」では、専門や業界は異なりながらも、皆さんがキャリアの岐路に立った際に、自分の軸となる専門性や価値観/思いを大切にして選択されてきたことが伝わり、深く印象に残りました。 

続く「支えてくれた「つながり」」では、社内外の技術者・関係者やコミュニティ仲間など多様な人々に支えられ助けられてきたという共通の思いが語られました。 

「JWEFとの関わりと影響」についても、会員歴はそれぞれ異なるものの、女性技術者が少ない環境でサードプレイスとして支えられたこと、社内では得られない多様な視点に触れられる場であることなど、共感する言葉が多くありました。また、「男性として少数派である経験が見えなかった視点を教えてくれた」という小寺さんの言葉は特に印象的でした。 

「多様性の中での選択とチームづくり」では、グローバル組織や大学などでの経験から、多様な専門性や人材がイノベーションの源泉になるとの実感が語られました。一方で、異分野の視点を理解する努力や、主張と受容のバランスなど、多様性を活かすためのコミュニケーションの難しさにも触れられ、誰もが悩みながら進めていることを感じました。 

最後の「これからの抱負」では、皆さんが「自分の軸を磨きながら挑戦し続ける姿勢を持ち、次世代への支援を続けたい」と語られました。私自身も、学び続ける技術者として共に歩んでいきたいと感じました。 

今回は台風接近により全面オンライン開催となり、会員同士の交流は限られましたが、改めてJWEFの多様性を感じる機会となりました。ディスカッションでは、特定の誰かをロールモデルとするというより、各人の“良いと思う部分(パーツモデル)”を取り入れていくという考え方も紹介されました。JWEFには多くのパーツモデルが存在されており、これからの出会いがますます楽しみです。 

最後になりましたが、貴重なお話とお時間をいただき、ありがとうございました。 

(参加者 48名)

イベントの元記事

https://www.jwef.jp/2026/6893/