【報告書】2018年度 産業技術勉強会 全体総括

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 日頃それぞれの分野で活躍していらっしゃるJWEF会員に対し、我が国の産業の主な動向、今後の課題、施策、技術の現状などを俯瞰し、より広い視野を得る機会を提供することを目的として、2015年度(6回開催)、2016年度・2017年度(各3回開催)に続き、2018年度も3回の勉強会を開催いたしましたので、まとめてご報告いたします。中堅~中間管理職の女性技術者を想定しましたが、関心をお持ちの方全てに広く参加の機会を提供、会員以外にもご参加いただきました。法人会員企業ご所属の方の参加も多く、各回30名程度のお申込みがあり、定着した活動となりました。

 貴重なご講演をいただいた講演者の方々、会場提供いただきました、各回の法人会員・企業の皆さまに、改めて御礼申し上げます。

 2019年度も開催予定ですので、運営・企画に参画くださる方、取り上げたいテーマなども募集中です。お気軽に jweflecture@gmail.comまで、ご連絡ください。

 

No.

テーマ

開催月/日

開催場所

参加人数(講師含む)

1

ICT×(1次産業、防災・減災)

9/13

富士通クラウドテクノロジーズ株式会社

25

2

ロボティクス

11/30 デンソー 東京支社 (東京日本橋タワー)

30

3

宇宙産業

2/15

富士通 本社(汐留シティセンター内)

31

 

 

 

 

(延人数)86

 

会場の様子

   

   <第1回 ICT×(1次産業、防災・減災)>

 

   

   <第2回 ロボティクス>

 

  

   <第3回 宇宙産業>

感想(概略):

・IoTと両極にあると思っていた農業、漁業にこれだけIoTが入り込んでいるとは大変意外だった。(第1回)。

・国、企業の両方の動向を知れてよかった。新規事業へのアプローチはすごくためになる。(第2回)

・部分・部分では聞いていた単語が、今回の説明で大きな流れ、つながりが理解できた。どれも採算の所は?だったが、新しいビジネスとはこういうものかとも思う。中小企業が救われるかどうかは疑問に思った。(第2回)

・ドローン活用の現状と将来の中で出てきた国際標準化をどう考えられているのか、少し気になった。ヨーロッパに比較すると、日本は標準化に弱いと感じているので、少しきいてみたかった。(第2回)

・企業に勤める中では、新聞、TVのニュース以外で、国としての政策や現状について情報を得る機会がほとんどないので、経産省の方のお話は非常に参考になった。(第2回)

・宇宙産業の全体像、動向、衛星開発の状況が理解でき、大変有益だった。(第3回)

・宇宙関連の業務は行っていないが、大変面白かった。現在標準化に取り組んでおり、タイムリーに良いお話が聞けて良かった。(第3回)

・宇宙産業への進出の難しさとそれに対する工夫を知り、今の日本の技術の現状を知ることができた。(第3回)

・講師のお二人と共にディスカッションがあったらよりおもしろいと感じた。

・自主活動というか、自発感があって良い雰囲気だった。参加して良かった。

・先生方とのつながりを作れるような機会があれば良いと思う。